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【audiobook.jpアンバサダー メジャーリーガー菊池雄星】プロ野球選手が語る読書の魅力とおすすめ本2選

※本ページはプロモーションが含まれています。

1. スペシャル対談の概要

今回紹介するのは、「ロサンゼルス・エンゼルス」に所属する菊池雄星投手(花巻東高出身/元埼玉西武ライオンズ・シアトルマリナーズなど)と、お笑いコンビ「ティモンディ」の前田裕太さんが“読書”をテーマに語り合うという異色の対談です。

  • 菊池雄星投手
    • 花巻東高校時代に甲子園3度出場
    • プロ入り後は西武ライオンズ、メジャーリーグで数々の実績(2024年は206奪三振を記録)
    • 2025年からはロサンゼルス・エンゼルスでさらなる活躍に期待
  • ティモンディ 前田裕太さん
    • 高校野球の名門、愛媛県の済美高校出身
    • 速球を武器とした投手経験を持つお笑い芸人

ともに野球経験者である二人が、本を通じていかに人生を変えてきたか、オーディオブックの活用や読書習慣の大切さなどを赤裸々に語っています。


2. 菊池雄星投手が語る“読書習慣”のきっかけ

菊池投手の読書好きは、実は花巻東高校時代から始まったそうです。

  • 花巻東・佐々木監督が「読書」や「目標設定」「習慣形成」の重要性を強調
  • 部員全員が朝に20分ほど本を読むという決まりもあった

しかし、そもそもの大きなきっかけは、小学3年生のころから家にあった漫画『巨人の星』を読んだことだと言います。また、ご両親が本好きで、兄弟が多かったため「ゲームはお下がりしかないけど、本は欲しいだけ買っていいよ」という家庭環境も、自然と読書習慣を育てたポイントだったようです。


3. 1年で200冊以上を読む理由:目ではなく耳がカギ?

菊池投手はなんと年間200冊以上の本を読むといいますが、その背景には「オーディオブック」の存在が大きいそうです。

  • 移動の多いメジャーリーグ生活
    • バスや飛行機での長時間移動が日常
    • そこで役立ったのが“耳で聴く”オーディオブック
  • 目の疲労を避けたい
    • ピッチャーは目が疲れると可動域にも影響が出る場合がある
    • トレーナーからも「耳で本を読んでほしい」と言われている

その結果、現在の読書スタイルはオーディオブック7割:紙や電子書籍3割ほど。2024年にはオーディオブック公式アンバサダーにもなっており、どこでも本を聴ける便利さを実感しているとのことです。


4. おすすめ本2選

対談中には、菊池投手が“人生を変えてくれた本”として2つ作品を挙げていました。

1. 『巨人の星』(原作:梶原一騎、作画:川崎のぼる)

  • 最初にハマった漫画
    • 小学3年生頃、母親の影響で読み始める
    • スポ根の代表格として有名だが、主人公・星飛雄馬の「ひたむきさ」や「努力を惜しまない姿勢」は菊池投手自身の原点の1つ

2. 『GRIT(やり抜く力)』(著:アンジェラ・ダックワース)

  • オーディオブックで何度も聴き直す1冊
    • 「結局はやり続けることが大切」というメッセージに共感
    • プロ野球選手の世界では何が正解かは見えづらいが、“継続できる人”が成功するという点に非常に納得している

5. 読書の本当の価値は「抽象化力」にあり

菊池投手が強調していたのは、読書によって得られる「抽象化する力」の大切さです。

  • 400ページの本を読んで、最終的に「自分はこう考える」とまとめる力が身につく
  • いわゆる要約サイトやまとめサイトでは、知識は増えるかもしれないが「抽象化→自分なりの答えを出す」プロセスが抜け落ちてしまう
  • この“自分で考え抜く”作業こそが、本来の読書の醍醐味

実際、野球でさまざまなデータや戦略がある中でも最終的に自分のやり方を決めるには、この「抽象化して言語化する力」が不可欠だと菊池投手は語ります。


6. 野球にも通じる“継続すること”の大切さ

「野球で成功するために必要な共通点は何か?」という問いに対して、菊池投手は「続けられる人」が強いと断言。

  • やりたいことを存分に楽しむためには、「やりたくないこと」「地味なこと」も継続する必要がある
  • 野球は2〜3時間の試合だけでなく、日々の練習や生活習慣がすべて出てしまう
  • 継続の大切さを理解するうえでも、オーディオブックで聴き直している『GRIT』は自分の中の“バイブル”だといいます

7. ニュースを見ずに本屋で「世の中」を知る?

意外なことに、菊池投手は「ニュースを一切見ない」そうです。その代わりに年に1回、日本に帰国した際は大きな本屋さんをくまなく回るとのこと。

  • 本屋の店頭を見渡すと、今どんなテーマの本が並んでいるか、どんなタイトルが売れているのかがわかり、“世の中の空気感”を短時間で把握できる
  • 多いときは1回の帰国で100冊以上を“爆買い”し、空のスーツケースに入れてアメリカへ持ち帰る

SNSやテレビのニュースではなく、“本”を通じて世の中を知るというのも独特なスタイル。これもまた、野球選手としてのプレーだけでなく、一人の人間としての視野を広げる秘訣なのかもしれません。


8. まとめ

菊池雄星投手とティモンディ前田さんの対談から浮かび上がるのは、読書が人生や野球のプレーに与える大きな影響です。

  • きっかけは漫画『巨人の星』、そして花巻東の佐々木監督の教え
  • 移動時間や目の疲労を考慮した“オーディオブック”の活用
  • 人生を変えた3冊の存在(『GRIT』を何度も聴き返すほか、栗山英樹監督からの推薦本など)
  • 本を読むことで養われる「抽象化力」と「継続の力」

多忙なプロ野球選手だからこそ、読書で得られるインプットは試合や人生に直結するエネルギーになっているようです。
本の読み方は人それぞれですが、ぜひ今回の対談内容をヒントに、自分なりの読書スタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。

ワンポイントアドバイス

  • オーディオブックは、移動やトレーニングの「ながら時間」を最大限に活用できる
  • 読んだ内容を「自分ならこう考える」とまとめる“抽象化”のプロセスが大切
  • ニュースやSNS情報に偏らず、本屋めぐりで「世の中を俯瞰する」のも面白い手段

野球ファンはもちろん、すべての読書好き・ビジネスパーソン・学生の方にとっても、菊池雄星投手の読書哲学は大きな刺激になるはず。ぜひあなたも、本を通して新しい世界や可能性を開いてみてください。

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