
この記事は、オーディブルで本屋大賞歴代作品を聴きたい方におすすめです。
\漫画・コミック読むならDLsite comipo/
本屋大賞とは?
引用:本屋大賞公式サイト
本屋大賞は「本が売れない時代」を打開するため、書店員自身が“売りたい本”を現場から生み出そうと始まった文学賞です。
主なポイントは以下のとおり。
- 発案の背景
出版市場の縮小や不況を受け、「本」と「読者」を最も知る書店員が自ら売れる本を選ぶ仕組みで、現場から業界を盛り上げようとした。- 運営組織
書店員有志による「本屋大賞実行委員会」が中心となり、『本の雑誌』やWEB版『本の雑誌』が全面的にバックアップ。- 選考方法
新刊書部門は、過去一年間に自分で読んで「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自店で売りたい」と感じた作品を、現役書店員が投票で選出。- 発掘部門
既刊本から「今読んでも面白い」「時代を超えて残る」と書店員が認めた作品を再評価する部門。既存書籍市場の活性化を狙う。
この仕組みによって、書店現場の生の声を反映した“リアルなベストセラー”を生み出すことを目指しています。
ちなみに、2025年の本屋大賞は『カフネ』。

内容の詳細は私の記事を参考にしてみて。
【要約・感想】カフネ(阿部 暁子)「食べること」「ともに生きること」の大切さに気付ける小説
引用:本屋大賞公式X
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
Audibleとは?
Amazon提供のオーディオブック配信サービス。
月額1,500円で12万冊以上が聴き放題になるほか、プロのナレーターによる朗読やオリジナルポッドキャストも楽しめます。
\ Audible3大特典 /
- 12万冊以上のオーディオブックが聴き放題
- ポッドキャスト聴き放題
- 単品購入が30%オフ
初回30日間無料で、いつでも解約OK。

通勤・家事・ランニング中など“ながら読書”に最適です。
合わせて読みたい:
本屋大賞歴代受賞作10選
作品名 | 受賞年 | 聴き放題対象 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
成瀬は天下を取りにいく | 2024年 | ◯ | 疫禍の夏を舞台にした青春小説 |
汝、星のごとく | 2023年 | ◯ | 切ない愛と成長の物語 |
同志少女よ、敵を撃て | 2022年 | ◯ | 女性狙撃兵たちの戦場ドラマ |
流浪の月 | 2020年 | ◯ | 凪良ゆうの代表作、深い愛の行方 |
そして、バトンは渡された | 2019年 | ◯ | 血の繋がらない家族に寄り添う物語 |
羊と鋼の森 | 2016年 | ◯ | ピアノ調律師の静謐な成長譚 |
鹿の王 1 | 2015年 | ◯ | 壮大なファンタジー冒険 |
蜜蜂と遠雷 上 | 2017年 | ✕ | 国際ピアノコンクールを描く群像劇 |
かがみの孤城 | 2018年 | ✕ | 生きづらさを抱えた10代に贈る希望 |
52ヘルツのクジラたち | 2021年 | ✕ | “孤独”を象徴する二人の魂の物語 |
※✕は聴き放題対象外(購入または別サービスで聴取可)
本屋大賞ノミネート作品10選
作品名 | ノミネート年 | 聴き放題対象 | キーワード |
---|---|---|---|
星を編む | 2024年 | ✕ | 『汝、星のごとく』続編 |
ラブカは静かに弓を持つ | 2023年 | ◯ | 深海とトラウマの再生 |
正欲 | 2022年 | ◯ | 多様性と偏見を問い直す |
逆ソクラテス | 2021年 | ◯ | 先入観をひっくり返す短編集 |
線は、僕を描く | 2020年 | ◯ | 水墨画で“命”を描く再生の物語 |
ある男 | 2019年 | ◯ | “正体”を巡るミステリアスな展開 |
屍人荘の殺人 | 2018年 | ◯ | ゾンビ×密室ミステリ |
罪の声 | 2017年 | ◯ | 実際の事件モチーフの社会派ミステリ |
君の膵臓をたべたい | 2016年 | ✕ | 余命と青春の儚さ |
アイネクライネナハトムジーク | 2015年 | ◯ | 魔法のような連作短編集 |
『成瀬は天下を取りにいく』(2024年受賞)
【あらすじポイント】
中学2年生・成瀬あかりが「コロナ閉店前のデパート」に毎日通い、M-1挑戦や市民憲章暗唱など無謀な挑戦を積み重ねる青春小説。【朗読の魅力】
軽快なテンポと明るい声色で、成瀬のエネルギッシュさがそのまま耳に飛び込んできます。コメディと感動が交錯する“笑いどころ”が豊富。【聴きどころ】
ちょっと大げさなリアクションや「やった!」という掛け声のシーンで、ナレーターの演技力が光ります。【こんな人におすすめ】
元気がほしい人、笑ってストレス発散したい人。
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
『汝、星のごとく』(2023年受賞)
【あらすじポイント】
瀬戸内の孤島で出会った高校生の暁海(あきみ)と櫂(かい)が、家族の事情と孤独を抱えながら愛を模索する物語。【朗読の魅力】
抑制の効いた落ち着いた語りが、海風や夕暮れの静寂まで感じさせるほど。心の揺れを声の“震え”で丁寧に表現します。【聴きどころ】
二人の心が近づく瞬間、言葉の合間に挟まれる小さな“間(ま)”が、感情の深さを印象付けます。【こんな人におすすめ】
静かな恋愛小説が好きな人、夜のリラックスタイムにしっとり聴きたい人。
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
『同志少女よ、敵を撃て』(2022年受賞)
【あらすじポイント】
独ソ戦下、村を襲われた少女セラフィマが、赤軍の女性スナイパーとして復讐と生存を賭けて戦う。【朗読の魅力】
戦場の緊張感をナレーターの落ち着いた語りで表現しつつ、銃声や脚音はあえて音響に頼らず“声の強弱”だけで臨場感を創出。【聴きどころ】
序盤の「戦いたいか、死にたいか?」という問いかけシーン。ナレーターの声色がまさにセラフィマの決意を映します。【こんな人におすすめ】
重厚な戦争ドラマを耳で追体験したい人、ヒロインもの×歴史が好きな人。
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
『流浪の月』(2020年受賞)
【あらすじポイント】
社会的タブーとなる関係を描きながら、「愛とは何か」を文学的に問いかける、凪良ゆうの代表作。【朗読の魅力】
言葉のひとつひとつを丁寧にひろい読みする朗読で、聞き手に“思考の余韻”を与えてくれます。声を張らずに静かに語るからこそ、痛みが胸に沁みます。【聴きどころ】
終盤の再会シーン。言葉よりも“沈黙”を効果的に使った朗読で、耳に残る名場面です。【こんな人におすすめ】
深いテーマを静かに受け止めたい人、文学的な美しさを耳で楽しみたい人。
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
『そして、バトンは渡された』(2019年受賞)
【あらすじポイント】
血縁を超え、四軒の家族を“リレー”して育てられた少女・優子が描く「家族」の多様性と愛情の物語。【朗読の魅力】
家族それぞれの視点を変えながら語るナレーションで、声色も微妙に変化。聴き比べる楽しさがあります。【聴きどころ】
継母との出会い、家族の別れと再会……感情の揺れが刻一刻と声に乗るクライマックスが秀逸。【こんな人におすすめ】
家族ドラマが好きな人、温かいヒューマンストーリーに心が癒されたい人。
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
『羊と鋼の森』(2016年受賞)
【あらすじポイント】
ピアノ調律師を目指す青年が、音を通して自分自身と向き合い、成長していく物語。【朗読の魅力】
音にまつわる描写を、抑えた語りの中で“音のイメージ”として想起させる技術に感動。調律の細やかな動作がまるで耳元で響くよう。【聴きどころ】
調律師の師匠が鍵盤を一音ずつ確かめるシーン。声の“間”が音の深みを表現します。【こんな人におすすめ】
音楽×文学が好きな人、五感で読書を味わいたい人。
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
『鹿の王 1』(2015年受賞)
【あらすじポイント】
帝国に囚われた戦士団の頭目ヴァンが、謎の病と幼い子どもを守りながら冒険するファンタジー巨編。【朗読の魅力】
壮大な世界観をまったく飽きさせない、安定感のあるナレーション。戦闘シーンと静謐な会話のギャップを声で巧みに表現します。【聴きどころ】
序盤、病が発生する夜の恐怖と父子の温かい場面のコントラスト。声のトーンが一瞬で切り替わる瞬間を味わってください。【こんな人におすすめ】
ファンタジー大作が好きな人、長時間の“耳旅”を楽しみたい人。
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
『蜜蜂と遠雷 上』(2017年受賞)
【あらすじポイント】
国際ピアノコンクールを舞台に、四人の天才とその葛藤を描く群像劇。【朗読の魅力】
音楽作品を朗読する難しさを、台詞だけでなく“空気感”で表現。登場人物それぞれの思いが言葉のリズムに乗って伝わってきます。【聴きどころ】
コンクール本番直前の静謐な数秒。緊張感が耳に刻まれるような名シーンです。【こんな人におすすめ】
音楽×文学の絶妙な融合を耳で感じたい人。ただし聴き放題対象外なので単品購入を。
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
『かがみの孤城』(2018年受賞)
【あらすじポイント】
いじめや家庭問題を抱えた7人の子どもたちが、“鏡の中の城”で出会い、心を開いていくファンタジー。【朗読の魅力】
幻想的な世界観が、“声の反響”と“抑揚”でリアルに耳に迫ります。ひそやかな緊張感と心温まるシーンが交互に訪れる構成。【聴きどころ】
子どもたちが初めて城の中で会話する場面。声の少し震える演技にグッときます。【こんな人におすすめ】
10代の悩みを描いた作品が好きな人、ファンタジーで心を浄化したい人。
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
『52ヘルツのクジラたち』(2021年受賞)
【あらすじポイント】
“世界でただ一匹だけ聞こえる周波数で鳴くクジラ”にたとえられる二人の孤独な人生が交錯し、新たな絆を紡ぐ。【朗読の魅力】
“届かない声”をテーマに、ナレーターが微妙に抑えたトーンで語ることで、孤独感と希望が同時に伝わる設計。【聴きどころ】
クライマックス、二人が握手を交わすシーン。声の距離感が縮まる瞬間を体感できます。【こんな人におすすめ】
孤独を抱える人、心の共鳴を耳で感じたい人。こちらも聴き放題外ですが、一度は“試聴”を。
\ 30日間無料!いつでも解約できます!/
【ノミネート編】Audibleで聴ける本屋大賞ノミネート作品10選
『星を編む』(2024年ノミネート)
『汝、星のごとく』の続編。過去の傷と愛を再構築する人々の姿を描く。
静謐な文体をそのまま再現した朗読で、言葉の一粒一粒が胸に響きます。
『ラブカは静かに弓を持つ』(2023年ノミネート)
深海をモチーフにしたミステリー。
チェロの調べとトラウマが交錯する…という重厚なテーマです。
『正欲』(2022年ノミネート)
朝井リョウの問題作。
多様性への視点を鋭利に突く長篇を、切れ味鋭い朗読で聴いてみてください。
『逆ソクラテス』(2021年ノミネート)
先入観を問い直す短編集。軽妙な語りと、時折見せるシニカルなトーンのギャップが面白い。
1話ずつ区切られているので聴きやすいです。
『線は、僕を描く』(2020年ノミネート)
水墨画の奥深さを、抑えた語りで表現。
墨の濃淡を声色の強弱で表す試みが印象的です。
『ある男』(2019年ノミネート)
弁護士の城戸が遭遇する「夫の正体ミステリー」。
法廷シーンの緊迫感を声だけで演出し、思わず息を呑む朗読です。
『屍人荘の殺人』(2018年ノミネート)
ゾンビ×密室殺人という異色作。
終盤のどんでん返しを“声のトーンチェンジ”で盛り上げるナレーションテクニックが秀逸です。
『罪の声』(2017年ノミネート)
実際の事件をベースにした社会派ミステリー。
過去・現在を行き来する構成となっています。
『君の膵臓をたべたい』(2016年ノミネート)
余命宣告を受けた少女と彼を支えるクールな“僕”。
涙なしには聴けない青春物語です。
『アイネクライネナハトムジーク』(2015年ノミネート)
4つの連作短編集。
日常の小さな奇跡を描くエピソードを、ナレーターが軽やかなトーンで紡ぐ“魔法のような朗読”です。
まとめ
本屋大賞20作品の世界を、ぜひ“オーディブルで”試してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
合わせて読みたい: