映画『国宝』が話題となる中、Audible(オーディブル)で配信中の原作音声版『国宝』が人気を集めています。
朗読を務めるのは、歌舞伎俳優・尾上菊之助さん。
その表現力と臨場感に、「朗読の域を超えている」と感じたので、この記事でご紹介します。
Audible版『国宝』とは?|映画と原作の違い
- 原作:吉田修一
- 朗読:尾上菊之助(歌舞伎俳優)
- 配信:Audible(オーディブル)
映画版『国宝』は映像美が魅力ですが、Audible版は“耳で聴くまた新しい体験
原作をベースに、登場人物の感情や方言、リズムまでもが、尾上菊之助さんの一人芝居で語られます。
【感想】Audible版『国宝』は手が止まるほど聴き入る朗読作品
正直なところ、最初はあまり期待していませんでした。
映画は観ていたし、「原作を音声で聞くのってどうなんだろう?」と。
でも再生してすぐ、3時間も夢中で聴いてしまいました。
普段は“ながら聴き”している私が、思わず手を止めて聴き入ってしまうほどのクオリティでした。
尾上菊之助の朗読力が凄すぎる理由【方言・声色・テンポ】
尾上菊之助さんの朗読には、プロの俳優ならではの技が詰まっています。
- 長崎弁・大阪弁の切り替えが自然すぎる
- 若者から老人、極道まで完全に演じ分け
- セリフ以外の“地の文”も上品で柔らかい
中でもすごいのが、義太夫節の師匠と15歳の俊坊のやり取り。
未熟さすら絶妙に表現しつつ、あえて“下手な声”を演じるという高度な技術。
朗読というより、一人芝居の舞台を聴いている感覚です。
Audibleだからこそ味わえる“脳内の舞台美術”
耳だけで聴くAudibleだからこそ、自分の中に理想の『国宝』の世界が広がります。
- 紙吹雪が舞う舞台
- 戦後の路地裏の熱気と匂い
- 静かな稽古場の空気と三味線の音
これらがすべて、尾上菊之助さんの声で脳内にリアルに浮かぶのです。
映画未視聴でも楽しめる?
映画を観ていない方でも、Audible版『国宝』だけで充分に楽しめます。
むしろ先に聴くことで、自分の頭の中に“美しすぎる女形”を自由に描ける。
吉沢亮、横浜流星、誰を思い浮かべてもいい。あなたの中の『国宝』が生まれる時間になります。
Audible版『国宝』は無料で聴ける?
引用:Audible公式サイト
Audibleには30日間の無料体験があります。
2025年7月現在、『国宝』(尾上菊之助 朗読)は聴き放題対象作品になっているため、体験中は無料で聴けます。
【Audible公式サイトはこちら】
Audible(オーディブル)公式サイト|30日間無料で聴き放題
映画館に行くよりも、自宅でプロの演技を耳から体験できる贅沢時間。
これを無料で聴けるのは、本当にありがたいです。
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まとめ
Audible版『国宝』は、映画や原作とはまた違う、“声と音だけで構築された芸術作品”です。
🔸おすすめポイントまとめ
- 尾上菊之助の圧巻の朗読力
- 長崎弁・大阪弁などの演じ分けが完璧
- 脳内に舞台が立ち上がる臨場感
- 無料体験で手軽に聴ける
映画を観た人も、観ていない人も、ぜひAudibleで“自分だけの国宝”を体験してみてください。
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