学生の頃から「隙間時間に本を読む」という生活を続けています。
読書には以下のような効果があり、自然と習慣化してきました。
- 普段の行動の質が上がる
- 気分転換に最適
そんな読書好きの私ですが、最近紙の書籍からKindle端末を使った電子書籍へと乗り換えました。
きっかけは、友人から「Kindle端末での読書はすごく良い」と勧められたことです。
本記事では、実際に使ってみて感じたKindle端末のメリット15個とデメリット5個をまとめました。
以前は紙派だったからこそわかる「紙との違い」「乗り換えてわかったこと」を徹底解説します。
もし紙の本からKindle端末への移行を検討中なら、ぜひ参考にしてみてください。
Kindle端末とは?
Kindle端末は、Amazonが提供する電子書籍サービス「Kindle」の専用端末です。
スマホやタブレットと同じく持ち運べるデバイスですが、読書に特化した機能を多数搭載しているのが特徴。
e-inkディスプレイを採用しているので、紙の本のように目に優しく、長時間読書しても疲れにくいと評判です。
また、Amazonの電子書籍ストアであるKindleストアでは、ベストセラーからマイナーな作品まで200万冊以上の電子書籍が揃っています。
多彩なジャンルの本をいつでもどこでも購入→端末にダウンロード→すぐ読めるのが大きな魅力。
さらに「Kindle Unlimited」などの読み放題サービスを利用することで、コストを気にせず多数の書籍を楽しむこともできます。
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Kindle端末で読書するメリット15選
実際に紙派だった私が「Kindle端末のここが良い!」と思ったメリットを一挙に15個紹介します。
入眠の妨げになりにくい
就寝前の読書はスマホやタブレットのブルーライトが気になるところ。
しかし、Kindle端末にはE Inkスクリーンという電子ペーパー技術が使われており、紙のように光の反射が少なく、ブルーライトの影響を大幅に減らせます。
そのため、夜の読書でも睡眠の妨げになりにくいです。
大量の書籍を1台にまとめられる
紙の本は増えるほど場所を取り、整理や保管が大変。
でもKindle端末なら、8GBモデルで約2,000冊の小説・32GBモデルなら4,000冊以上をまとめて保存可能。
好きな本を一括で持ち歩けるのは最高です。
容量 | 小説(約4,000KB/冊) | 漫画(約50,000KB/冊) |
---|---|---|
8GB | 約2,000冊 | 約160冊 |
32GB | 約4,000冊 | 約640冊 |
3. 軽量設計で長時間読書も疲れにくい
紙の単行本サイズのKindle Paperwhite(第11世代)は約205g。
文庫本並みの軽さで、1〜2時間ほどの読書でも手が疲れにくいです。
比較的小型のiPad miniやFireタブレットも長時間持っていると地味につらいですが、Kindle端末なら腕への負担がかなり抑えられます。
- 文庫本:約200g
- 新書本:約250g
- 単行本(ソフトカバー):約300g
- 単行本(ハードカバー):約450g
合わせて読みたい:
防水対応でお風呂読書が快適
上位モデルであるKindle PaperwhiteやKindle OasisはIPX8等級の防水機能付き。
お風呂で使っても、水滴がついて画面操作が効かなくなることがほぼなく、万が一濡れても故障のリスクが低いです。
毎日湯船での読書タイムが習慣化しました。
端末 | 防水対応 |
---|---|
Kindle Oasis(第10世代) | ◯ |
Kindle Paperwhite(第11世代) | ◯ |
Kindle 無印(第10世代) | × |
読書に集中できる
iPadやスマホは通知やSNSの誘惑が多く、「つい他のアプリを開いてしまう」なんて経験はありませんか?
Kindle端末は読書に特化しているため、基本的に余計なアプリや通知がありません。
寝る前はスマホを離れた場所に置き、Kindle端末だけを手元に用意することで、読書に集中したまま自然に眠りにつけるようになりました。
ハイライト&メモ機能が使いやすい
ビジネス書や自己啓発本を読むとき、学びになる箇所へすぐマーカーを引きたいですよね。
Kindle端末なら、指先でなぞるだけで簡単にハイライトを残せるうえ、メモもサクッと入力可能。
付箋やペンがなくても大丈夫で、ハイライト部分の一覧表示・検索もできます。
文字サイズやフォントを自由に変更
紙の本だと文字が小さくて読みづらい場合もありますが、Kindle端末ならフォントの種類や文字サイズ、行間などを自分好みに調整できます。
目が疲れやすい方や、暗い場所での読書にも便利です。
読み放題サービスが充実
紙で大量に本を買うとコストもかさみがちですが、KindleならKindle Unlimited(月額980円)やPrime会員特典のPrime Readingで、多くの本を読み放題にできます。
たとえば、以下の本は無料で読めちゃいます。
書店に行かなくてもオンラインですぐに読み始められるのは大きなメリットです。
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いつでも・どこでも買える
「読みたい!」と思ったときに在庫を気にせず、一瞬で購入→ダウンロード→読書スタートができるのは電子書籍最大の利点。
紙書籍だと配送を待ったり書店に行ったりしますが、Kindleなら24時間365日いつでもOK。
モチベーションが下がる前に読めるのは嬉しいですよね。
オフラインでも読める
一度ダウンロードした本は、オフライン環境でも読書可能。
さらに4G通信対応のKindle端末なら、自宅にWi-Fiがなくても新しい本をダウンロードできます。
通信費はAmazonが負担してくれるので契約も不要です。
オーディオブックにも対応
Kindle端末では「読み上げ機能」を利用すれば、通勤中や家事の合間に“耳で聴く読書”も楽しめます。
さらに、プロの朗読が楽しめるAudibleと併用すれば、より集中してインプットできます。
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合わせて読みたい:
劣化しない
紙の本は長年愛読するとボロボロになってしまいますが、Kindle本はデータなので劣化しません。
お気に入りの本を何度読んでも状態が変わらず、「読み返すのが楽しみ」というメリットを感じます。
シンプルな操作&情報が豊富
Kindleは操作がシンプルで、わからないことはネットで検索すればすぐ解決。
利用者が多いため情報量が多く、はじめての人でも比較的スムーズに使いこなせるはずです。
内蔵の辞書・翻訳機能を手軽に使える
内蔵の辞書・翻訳機能を手軽に使える点も大きなメリットです。
紙の本を読んでいるとき、わからない語句や単語が出てくると、手元のスマホや辞書を開いたりして調べる必要がありますよね。
これが意外と面倒で、読書の流れが途切れてしまう原因にもなります。
しかしKindle端末なら、気になる単語を指でなぞったりタップするだけで、画面内に意味や説明が表示されるので、いちいちブラウザ検索や辞書アプリを起動する必要がありません。
翻訳機能が内蔵されている場合もあり、英語などの外国語表現をサッと調べられるのも便利です。
こうした辞書・翻訳機能のおかげで、読書のテンポをほとんど崩さずに意味や用法を確認できるので、特に学習系や専門書を読む際に大いに役立ちます。
電池持ちが圧倒的
スマホやタブレットは1〜2日で充電が減ってしまいますが、Kindle端末なら1回の充電で8〜10週間持つモデルもあります。
外出時もバッテリー残量を気にしなくていいのは非常に助かりますね。
バッテリー持続時間(Amazon公式)
下記のデータは、以下の条件で試した検証結果です。
ただし、1日30分の読書・Wi-Fiオフ・照明設定13という条件に基づくため、実際には利用スタイルが違うと持続時間も変わります。
モデル名 | Amazon公式(Wi-Fiオフ、30分/日) | 実際(Wi-Fiオフ、1時間/日) | Wi-Fiオン常時接続 |
---|---|---|---|
Kindle | 4週間 | 15~20日 | 2~3日 |
Kindle Paperwhite | 10週間 | 6~8週間 | 7~10日 |
Kindle Paperwhite Signature Edition | 10週間 | 6~8週間 | 7~10日 |
Kindle Paperwhite Kids | 10週間 | 6~8週間 | 7~10日 |
Kindle Oasis | 6週間 | 3~4週間 | 4~5日 |
Kindle端末で読書するデメリット5選
メリットの多いKindle端末ですが、もちろん注意すべきポイントも。
以下5つのデメリットを紹介します。
画面切り替えがやや遅い
iPadなどのタブレットと比べると、E Inkディスプレイ特有のページ送り・操作感の遅さがあります。
最新モデルではかなり改善されているものの、瞬時にアプリを切り替えるような“サクサク感”は期待しすぎない方がいいでしょう。
カラー表示ができない
Kindle端末は白黒表示が基本のため、写真集や雑誌、カラーの表やグラフの多い本には向きません。
カラーが必要な場合は、iPadやFireタブレットなどを検討するのがおすすめです。
慣れるまで紙の本のようにはパラパラめくれない
紙の本なら「あのへんに書いてあったかも…」とページをパラパラめくることができますが、Kindle端末は検索機能や目次機能を使う必要があります。
慣れるとむしろ便利ですが、最初の頃は紙と勝手が違うと戸惑うかもしれません。
貸し借りが難しい
電子書籍はデータなので友人に貸し出すことが基本的にできません。
紙の本なら「面白かったから貸すよ!」が気軽にできるのに、Kindle端末ではそれができないのが惜しいところです。
充電が必要
充電頻度は少ないとはいえ、「使おうと思ったらバッテリーが切れていた…」なんてこともあり得ます。
紙の本なら当然充電いらずなので、ガジェットの充電が面倒という方にはわずかながらストレスになるかもしれません。
Kindle端末はこんな方におすすめ!
上記のメリット・デメリットを踏まえると、Kindle端末は以下のような方に特におすすめです。
もし上記に当てはまるなら、紙の本からKindle端末に乗り換えるメリットは大いにあるはず。
最初はスマホやタブレットのKindleアプリで試し、気に入ったらKindle専用端末を検討すると失敗しにくいです。
Kindleシリーズ一覧
Amazonの電子書籍リーダー「Kindleシリーズ」には、4つの主要モデルがあります。
コンパクトで軽量なKindleから、大画面+ペン対応のKindle Scribeまで、用途に合わせて最適な端末を選びましょう。
端末名 | 画面サイズ | 重さ | 防水 | バッテリー | ストレージ | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|---|
Kindle | 6インチ | 158g | - | 最大6週間 | 16GB | 19,980円 |
Kindle Paperwhite | 7インチ | 211g | IPX8 | 最大12週間 | 16GB | 27,980円 |
Kindle Paperwhite シグニチャー | 7インチ | 214g | IPX8 | 最大12週間 | 32GB(自動調光) | 32,980円 |
Kindle Scribe | 10.2インチ | 約433g | - | (公式未掲載)※ | 16GB/32GB/64GB | 56,980円~ |
※Kindle Scribeは防水非対応ですが、光の反射を抑えた紙のような読み心地が特徴です。
Kindle(キンドル)
- おすすめポイント
- シリーズ最小&最軽量(6インチ・158g)で持ち運びやすい
- 初めての電子書籍リーダーに最適な手ごろな価格帯
- 高コントラスト&鮮明になった表示で読みやすさUP
- ページ送り速度が向上し、ストレスなく読書できる
- こんな方におすすめ
- 「まずは気軽にKindleを試してみたい」方
- 電車や外出先でのすき間時間読書が多い方
- 小さくて軽い端末が欲しい&予算を抑えたい方
- 主な仕様
- ディスプレイ:6インチ(300ppi)
- 重さ:158g
- バッテリー:最大6週間(1日30分使用の場合)
- 価格:19,980円(税込)
Kindle Paperwhite(キンドル ペーパーホワイト)
- おすすめポイント
- 7インチ・300ppiの大画面で文字がくっきり
- IPX8防水対応 → お風呂やプールサイドでも安心
- バッテリー最長12週間と長持ち
- 色調調整機能で昼夜問わず目に優しい読書
- こんな方におすすめ
- 読書を習慣化しており、しっかり読み込む機会が多い方
- お風呂やアウトドアなどでも快適に読書したい方
- 文字を大きく&クッキリ表示させたい方
- 主な仕様
- ディスプレイ:7インチ(300ppi)
- 重さ:211g
- バッテリー:最大12週間
- 価格:27,980円(税込)
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション
- おすすめポイント
- ワイヤレス充電対応 → ケーブルを挿さずに充電OK
- 32GBの大容量ストレージ → 書籍やPDF資料をたっぷり保存
- フロントライトの自動調整機能つきで、周囲の明るさに合わせた最適照度
- Paperwhiteと同じIPX8等級の防水
- こんな方におすすめ
- ケーブルが煩わしい&ワイヤレス充電を利用したい方
- 大量の書籍やドキュメントを端末に一括保存したい方
- 明るさの自動調整など、最高の読書環境を求める方
- 主な仕様
- ディスプレイ:7インチ(300ppi)
- 重さ:214g
- ストレージ:32GB
- バッテリー:最大12週間
- 価格:32,980円(税込)
Kindle Scribe(キンドル スクライブ)
- おすすめポイント
- 10.2インチの超大画面&ホワイトベゼルの新デザイン
- プレミアムペンが付属 → 直接メモ書き&図解が可能
- Active Canvas機能対応書籍なら文中へ手書きコメントを挿入できる
- 学習や仕事でのPDF注釈やノート代わりにも最適
- こんな方におすすめ
- 読書しながら同時にメモを取りたい(学習や仕事の効率UP)
- PDF資料やドキュメントに手書き注釈を多用する方
- マンガや洋書、技術書など大きい画面で見たい方
- 主な仕様
- ディスプレイ:10.2インチ(300ppi)
- 重さ:約433g
- ストレージ:16GB / 32GB / 64GB
- 価格:56,980円(税込)~
まとめ
Kindleシリーズはいずれも電子ペーパーディスプレイ(e-ink)による「紙のような読み心地」と「目に優しい設計」、そして「長時間バッテリー」が特徴。
あとはあなたの読書スタイルに合わせて、画面サイズ・ストレージ容量・防水機能・メモ機能などを見比べればOKです。
- とにかく軽くて安いもの → Kindle
- 毎日の読書&防水を重視 → Kindle Paperwhite
- 上位機能・大容量ストレージ → シグニチャー エディション
- 大画面+ペン対応で学習や仕事にも → Kindle Scribe
ぜひこの比較を参考に、ぴったりの端末を選んでみてください。
さいごに
Kindle端末は、紙の本では味わえない便利さと効率をもたらしてくれるデバイスです。
防水機能や軽量設計、紙のような読書感覚が得られるディスプレイなど、ハマると「もう紙の本には戻れない!」という声も少なくありません。
紙の本との使い分けを考えながら、ぜひKindle端末で自分の読書スタイルをアップデートしてみてはいかがでしょうか。
読書時間の質が上がれば、日々の仕事や生活のパフォーマンスも自然と高まるはずですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!