耳をふさがずに音楽や通話を楽しめる“オープンイヤー”イヤホン。
中でも Shokz OpenFit 2 は Amazon でも「過去1か月で2,000点以上売れた」と表示されるほどの話題作です。
初代 OpenFit を使い倒してきた私が、改良点を中心にガチでレビューしてみました。
結論から言うと、ながら聴きスタイルにこれ以上ない選択肢だと思います。
それでは、詳しくレビューしていきます!
SHOKZってどんなブランド?
骨伝導=SHOKZ のイメージが強いですが、OpenFit 2 は骨伝導ではなく 空気伝導のオープンイヤー型。
その分、音質と快適さを両立したハイブリッドな立ち位置です。
ちなみに Shokz の読み方は “ショックス”。“ショックズ”ではありません。
スペック早見表
主なスペックは以下の通り。
項目 | 数値/内容 |
---|---|
Bluetooth | 5.4(A2DP/AVRCP/HFP) |
連続再生 | イヤホン単体: 最大11時間ケース併用: 最大48時間 |
急速充電 | 10分で約2時間再生 |
対応コーデック | SBC、AAC |
重量 | 片側約9.4 g / ケース込み総重量約71.8 g |
防塵防水 | イヤホン IP55 / ケース 非防水 |
カラー | ブラック/ベージュ |
実売価格 | 25,880 円(2025/04/20 時点・Amazon) |
片耳 9 g 台の軽量フック型は、このクラスでは屈指!
開封&同梱物チェック
- 内容物:イヤホン本体・充電ケース・USB‑C ケーブル・クイックガイド(保証書)
- ケースはツルンとしたジュエリーボックス風。
高級感があるのでギフトにもおすすめです。
外観デザイン
引用:Amazon公式ストア
- ケース背面に USB‑C 端子を配置。フタを開けると X 字にイヤホンが収まる独特ギミック。
- LED インジケータでバッテリー残量を色分け表示(緑=十分/橙=要充電)。
- 初回は取り出すだけでペアリングモード。2回目以降はケースボタン長押し(約3秒)で再ペアリング。
装着感とフィット感
引用:Amazon公式ストア
- Shokz Ultra‑Soft Silicone 2.0 採用のイヤーフックが耳にやさしくフィット。
- メガネとの二段掛けも試しましたが、ツルがフック内側に滑り込み違和感ほぼゼロ。
- ランニングでもズレず、ベッドで横になっても耳が圧迫されにくい。総じて 1日中使える軽快さ。
音質インプレッション
引用:Amazon公式ストア
音楽鑑賞
- 17.3 mm 超大型ドライバー+独立高周波ドライバーの DualBoost™ テクノロジー。
- OpenBass™ 2.0 で低周波を物理振動として耳に伝え、オープン型とは思えない重低音。
- 低・中・高のバランス良好。長時間でも聴き疲れしにくい“分離感”が◎。
- ただし 絶対音量はインイヤーより控えめ。爆音派/オーディオマニアはやや物足りないかも。
通話品質
- 4マイクのビームフォーミング+AI ノイズ低減で、相手にも自分にもクリアな声。
- ビジネス会議でも余裕。
音漏れテスト
- DirectPitch™ 2.0 採用。指向性を高めて漏れを最小化。
- 静かな図書館レベルでなければ、普段使いの音量でほぼ問題なし。
操作性
操作 | 動作 |
物理ボタン シングル | 再生/停止(通話応答) |
ダブル | 曲送り(通話終了) |
トリプル | 曲戻し(着信拒否) |
長押し | AI アシスタント起動 |
左クリック | 音量 ↓ |
右クリック | 音量 ↑ |
- タッチパッド操作は長押しに限定 → 取り外し時の誤タップなし。
- 操作確認は小さな「プッ…」音のみ。音声ガイダンスが挟まらないのでテンポ良し。
接続性・マルチポイント
- 最新 Bluetooth 5.4 +最適化設計のおかげか、とにかく 途切れにくい!
- PC ↔ スマホの自動切替がシームレス。電話を取って終話すると、即座に PC の音楽へ復帰。
- ケースから取り出した瞬間にペアリング完了 → 耳に当てたらもう鳴ってる。この速さがクセになります。
まとめ
メリット・デメリットをまとめると以下の通り。
以上、Shokz OpenFit 2 のレビューでした。
これまでオープンイヤー型でも耳に引っ掛けるタイプはあまり使ったことがなかったんですが、長時間つけても耳の中が蒸れず、かゆくなる心配もない快適さに驚きました。
最近は性能もどんどん進化していて、PC作業やフィットネスを中心に使う人なら、オープン型一択でもいいんじゃないかと感じています。
特に今回レビューしたOpenFit 2は、充電の持ちと接続の安定性が抜群だったので、そういった使い方をしたい人にぴったりだと感じました。
もちろん、音楽鑑賞をメインに楽しみたいオーディオ重視の人にはやや物足りなさがあるかもしれませんが、普段使いをメインに考えるなら、間違いなくトップクラスにおすすめできるワイヤレスイヤホンだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。