
こんにちは、teruです。
池田光史さんの『歩く マジで人生が変わる習慣』は、現代人が歩かなくなったことによる健康リスクを科学的に分析し、歩くことの重要性を解説した一冊。
「座ることは新しい喫煙である」「長時間座ると運動で取り返せないほどの悪影響がある」など、衝撃的な事実を多数紹介しており、歩くことが単なる運動ではなく、人間の本質的な行動であることを再認識させてくれます。
どうして歩くことが重要なのか?

「歩くこと」はメリットがたくさんあります。
歩くことのメリット
- 脳の活性化:スタンフォード大学の研究では、歩行が創造性を向上させることが明らかにされている。
- 認知症予防:1年間で海馬のサイズが1・2%増加するという研究もあり、アルツハイマー病の予防にも寄与する可能性がある。
- 血圧・血糖値の改善:歩行は血糖値や血圧を下げる効果があり、糖尿病や高血圧症の予防に役立つ。
- ストレス軽減:森林の中を歩くことでストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が減少することが、日本の千葉大学の研究によって証明されている。
日本人は歩いているのか?
意外にも、日本人の歩数は世界的に見ても高く、1日平均歩数ランキングで世界4位に入っています。

意外と上位に食い込んでるんだね。
これは、日本が公共交通機関を多く利用する文化であること、都市設計が歩行者に優しいことが影響しているようです。
しかし、リモートワークの普及やデジタル化による移動機会の減少で、特に若い世代の運動不足が懸念されています。
歩く機会を増やすために、日常生活の中で意識的に「歩く選択」をすることが重要です。
歩く習慣を作るためにできること
では、実際にどのように歩く習慣を取り入れるべきなのでしょうか?
本書では、
- 1時間に1回立ち上がる(Apple Watchのスタンド機能を活用)
- 1日10,000歩を目標にする
- 自然の中を歩くことでストレスを軽減する(森林浴の効果)
- ウォーキングミーティングを取り入れる(ジョブズやザッカーバーグも実践)
といった、具体的な方法が紹介されています。
合わせて読みたい:
シューズ選びも重要!
本書では「歩きやすいシューズ」の重要性についても言及されています。
特に、
- つま先が広がる設計のシューズを選ぶ
- クッション性が高すぎるシューズは足を弱らせる可能性がある
- ベアフットシューズやミニマリストシューズが歩行の本来の機能を高める
だそうです。

おすすめのシューズをまとめてみました!
Vibram FiveFingers(ビブラムファイブフィンガーズ)

- 指が独立して動かせるデザインで、裸足に近い感覚で歩ける。
- 足裏の筋肉を鍛え、自然な歩行を促進。
Xero Shoes(ゼロシューズ)

- 極薄のソールが特徴で、足本来の動きを引き出す。
- 軽量で耐久性があり、長距離歩行にも適している。
Vivobarefoot(ビボベアフット)

- 幅広のつま先ボックスが特徴で、足指を広げて歩くことが可能。
- 最小限のクッション性で、足本来の機能を活かす。
まとめ
『歩く マジで人生が変わる習慣』は、ただの健康本ではなく、「歩くことの本質」に迫る一冊です。
現代のテクノロジーの発達によって、歩かなくても生活できるようになった反面、歩かないことで体や脳に深刻な影響を及ぼしていることがわかります。
「座ることは新しい喫煙である」
という言葉を胸に、今日から少しずつ歩く習慣を取り入れてみませんか?
今日からできるおすすめ行動プラン
- 1時間に1回は立ち上がる
- 1日10,000歩を目標にする
- 自然の中で歩く機会を増やす
- 歩きやすいシューズを選ぶ
健康のためだけでなく、思考をクリアにし、人生の質を上げるために「歩く習慣」を是非取り入れてみてください。

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